2012年2月9日木曜日

防衛大臣に抗議文送付

宜野湾市の選挙に介入した、真部朗・沖縄防衛局長を処分するように抗議文を送付しました。

防衛大臣 田中直紀 様

真部朗・防衛省沖縄防衛局長の処分を求めます

 真部朗・防衛省沖縄防衛局長が、12日に投開票される宜野湾市の市長選挙に向けて、職員の親族の有権者リストをつくっており、さらに、勤務時間中に職員を集め「講話」をしていたことが明らかになった。選挙に行くための啓発ならば、選挙管理委員会がやっており、防衛局の本来の業務ではない。職員を集めて「講話」することは、防衛局長の地位利用であり、状況から鑑み、事実上の選挙依頼である。行政機関が有権者情報を集めることは、個人情報保護法に違法する行為だ。また、勤務時間中に、宜野湾市に居住するあるいは親族のいる職員のみを集めて、二人の候補者の政策を紹介する「講話」は、国家公務員法102条1項【政治的行為の制限】に触れる行為である。国家権力による選挙の自由への不当な介入であることは明らかだ。
 
 昨年、田中聡氏が辺野古の環境アセスについて「これから犯す前に犯しますよといいますか」と発言して、沖縄防衛局長を更迭されたことは、記憶に新しい。この一連の不祥事は、防衛省の組織に何らかの構造的な問題があることを示す証左であり、選挙で選ばれた政治家が、民意を最大限に尊重しながら、防衛省の組織的な問題を改善していかなければならない。一連の不祥事を反省し、防衛省の組織的な問題を是正しなければ、同じような過ちを再び繰り返すだろう。

 行政権を持つ国家権力が、選挙に介入することは、民主主義の根幹を揺るがす問題である。シビリアンコントロールの観点からも、暴走する防衛省の行為に対し、田中直紀防衛大臣が断固たる措置を取らなければならない。責任者である真部朗局長に厳重な処分を求める。

2012年2月9日
新潟県平和運動センター
議長 渡辺 英明

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